2019.8.15(木)~9.16(月/祝) ルネ・グリュオとヴィンテージブランドアート展


2019年8月15日(木)より9月16日(月/祝)まで、

ファッションイラストレーターであり、クリスチャン・ディオールと共に、広告デザインでChristianDior®ブランドの創成期を支えたルネ・グリュオ(RENE GRUAU)。まだ写真という芸術が商業的な広告の役割を果たす前の時代、当然雑誌や広告はすべて手描きであり、そんな華やかなファッション界の担い手としてルネ グリュオは1940~50年代パリのハイファッションマガジンで活躍。

ルネ・グリュオ(RENE GRUAU)のリトグラフやポスターなどの作品を中心に、1920年~1950年ごろのフランスモード全盛期時代の雑誌ブランド広告を集め、約200点の展示を予定。

ブランド広告の影響力が今より強い時代のデザインは圧巻です。ファッション関係者、デザイナーには特に必見かもしれません。

Rene Gruau / ルネグリュオ(1910-2004)

フランスのイラストレーター、ファッションデザイナー
イタリアで生まれたが、両親が離婚したため、1924年にフランス人の母と共にパリに移住。
14才から雑誌に作品を発表しはじめ、18才頃には世界を舞台に活躍。

1930年代頃からパリのモードはフェミナ、 マリクレールなど大手雑誌社と歩み寄りをはじめ、後の1940、50年代これらの雑誌は華やかなパリモード界の重要なインタープレターとしての特権を持つようになってきました。ただの早熟の天才ではなく37才になった1947年にクリチャン・ディオールの広告を手がけるようになると、作品はさらに円熟味を増していきます。ロートレックや日本の古典美術に影響を受けたという大胆な線の流麗さ、洗練された構図、そして見る人をハッとさせるようなアイデアを兼ね揃えたグリュオーの作品は「常に新しい」と新鮮な驚きに満ち、グリュオは雑誌のモデル画から広告まで幅広くこなし、彼の描いた「ムーランルージュ」、「リド」「マドリードのスカラ座」の広告が雑誌に掲載されるごとにその雑誌の評価は上がり部数は伸びていった。

<ヴィンテージブランド広告について>

1920年代から1050年代頃を中心とした当時のマガジン広告をフランス中で集めたモノであり、コピーやレプリカではありません。 但し、雑誌広告であるのでオフセット印刷です。

 

 



コメントは受け付けていません。